ルシアス法律事務所

東京にある企業法務・知財法務を中心業務とし、弁護士・弁理士が運営する法律事務所です。特許や商標等の知的財産権その他企業法務のご相談に対応しております。

「商標」の記事一覧

商品の標識に関する商標法と不正競争防止法はどういう関係にあるのか?

知的財産関連の法律として、商標法を補完するような法律として不正競争防止法というのがあります。商標法と不正競争防止法とは密接に関連しています。 商標法と不正競争防止法の重畳請求 たとえば、商標権侵害の警告と併せて不正競争防 […]

外国から商品を並行輸入すると商標権侵害となるのか

並行輸入した商品の販売と商標権の問題はよく相談を受けるものです。具体的には、並行輸入が商標権侵害に該当するのか否かという点です。並行輸入業者及びその販売業者に対して真正商品を製造販売するブランド会社が警告書を受けるケース […]

商標の不使用取消審判の要件やその効果についての解説

商標登録の取消を求めるのが不使用取消審判です。商標権者は、商標登録時に5年分又は10年分の登録料を支払っていますので、5年乃至10年間、特に何もしなくても権利自体は維持されます。ただ、商標法は、商標は持っているだけで価値 […]

商標権侵害訴訟における商標無効の抗弁と権利濫用の抗弁等の防御の検討

特許事件においては、平成16年改正前には、無効理由が明らかな特許に基づく権利行使は権利の濫用であるとするキルビー最高裁判決に基づいて、権利濫用の抗弁を主張することが多く、商標でも同様の主張がなされていました。改正後には、 […]

結合商標を含む商標の類否判断手法の解説

商標の類否の判断基準 商標の類否の問題は、審査時において、類似する先行登録商標があった場合や商標権侵害の際、登録商標とイ号商標が類似するか否かという判断をする場合にでてくる問題です。 商標権侵害か否かについては、商標が同 […]

商標権侵害訴訟の審理方法等についての解説

裁判管轄 民事訴訟法のおける裁判管轄は、被告の住所地に所在する裁判所に提訴することが大原則です。また、不法行為の場合には不法行為地、損害賠償を含む場合には、義務履行地である原告の住所地における裁判所にも提訴できます。もっ […]

外国で商標登録はどうやって行えばよいのか

外国で事業を展開しているような場合又は近い将来において予定がある場合、各国で商標取得することが必要となります。商標権は各国ごとに成立し、当該国の法制にしたがってその権利の内容も異なります。したがって、いくら我が国で商標権 […]

商標登録することはなぜ必要なのか

商標とは 商標とは、事業者が提供する商品やサービスを、他の事業者の商品・サービスと区別するために、商品やサービスにおいて使用するマークをいいます。商標法上、商標というのは、   「人の知覚によつて認識することが […]